昨日の続きでちょっとお勉強。ライラックはこういう♠みたいな葉っぱなんだけど、
なんか下から出てるでしょう。
上はライラックなんだけど、下から出た長丸の葉っぱは、イボタノキ。
上のライラックが枯れちゃって、イボタノキに交代しちゃってます。
気づかず、紫のライラックかと思っていたら、白い花が咲いたんですけど・・・というのは下の台木だったイボタノキが主役交代したんですな。
まるで腹巻してるみたいな、接ぎ木あと。
ヤマモモは雌雄別々の木なので、果樹として植えるときは、実が取れるように雌木を接いだりもする。マジンガーゼットのあしゅら男爵みたいなこともあるんだろうなー
スイカのつる割れ病をふせぐために、病気にかからないユウガオ(かんぴょうになる)にスイカを接いだりする。
カボチャもつる割れ病にかからないらしいが、カボチャにつぐとスイカが育ちすぎたりまずくなったりするらしい。研究者の苦労によって今おいしいスイカが食べられる。→「植物のパラサイトたちー植物病理の挑戦」岸國平著 八坂書房参照
今増えて困っているワルナスビ。
ナス科の野菜は連作障害があるから、連作障害を起こさないワルナスビを台木にしたようだが、こやつはおとなしく台木で収まるキャラではなく、どんどん畑で増えてひどいことになったらしい。
こんなみかんの木もあります↓
自然の中でもたまたま枝がこすれあって、形成層がくっついて、枝がくっつくこともあります。接ぎ木ができるものならくっつくし、できないもの同士はくっつかないです。