街の木コレクション

樹木医が街で出会った木を紹介。木で遊び食べ楽しむブログ

フサスグリで魔女ジュース

ネットで「赤毛のアンでイチゴジュースとワインを間違えるのはおかしい。原文はレッドカラント(フサスグリ)のワイン。」というのを見つけました。そうよね。色が全然違うもんね。フサスグリのワインだったらイチゴジュースと間違えて酔っぱらってもおかしくないですよね。やっぱりスグリでもワインできるんだ!

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うちのふさちゃん(フサスグリ)は、ワインができるほど実をつけてくれないので、実についているであろう酵母菌を増やすことにしました。

 

実は昨年も挑戦していて(ブログには載せていないが、陰では失敗が累々と積み重なっているのである)、砂糖が入っているジュースならなんでも発酵するはずだとアセロラジュースで作ってみたんです。↓

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何日、何週間たっても変化なく、発酵も腐りもしない。推測ですが、アセロラって腐りやすい果物らしいので、防腐剤もしっかり入っているのかなと思いました。甘けりゃなんでもいいと思っていましたが、防腐剤が入ってたとしたら発酵しませんよね。

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見た目わかりやすいように、今回はリンゴジュースにしました。ジュースを1杯分とってへらし、実を多めに入れてみました。ブドウだったら1粒で発酵可能なんですが、フサスグリ酵母菌少なめの印象。

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後は毎日1回振って、フタをあけてプシュッって来ないかなーと待つだけ。

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6日目、ジュースもピンクがかってきて、泡立っている気配。

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キテマス

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キャップをあけるとプシュッ!シュワ―と泡が!わーいわーい

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冷やして飲むと微微炭酸のリンゴジュース。ただ、そのリンゴがこなこなのリンゴを彷彿とさせる感じがあって、やや残念。でもそのこなこなリンゴは高級な木の箱に入っているような、そんな味です。決してまずくはない。でもリンゴジュースじゃないほうが良かったかなー

発酵することは分かったので、いつも秋作っていた魔女ジュースが梅雨にも作れるぞ!