5日前、庭で蒸散選手権をひそかに開催し、フェイスブックで「蒸散量はイネ科が多いのでは?」と教えてもらいました。なんと!シード選手がいたのです。
蒸散量などについては👇良かったら読んでください。
あくまでざっくり、蒸散量が多くてテンションが上がる植物はなんだろうというスタンスです。
これは、暑いうちに試さねばと、今日、決勝戦をやることにしました。
うちのイネ科はレモングラスしかいないので、このレモングラスがシード選手です。
そして前回の優勝者、インドハマユウ(アフリカハマユウ)です。なんかちょっと疲れている感じしてますが、頑張ってほしいところです。
例のごとく、70lの袋をかぶせて、ひもで縛ったのですが、レモングラスは株なので、結びにくいし、葉で手を切ってしまいました。皆様もお気をつけください。
8時前ぐらいにスタートしました。スタート時点の日当たりが違いますが、庭なんでしょうがないです。
9時 日があたってきたインドハマユウは、すでに蒸散でビニール袋が曇っています。出足が早いです。
レモングラスも袋が曇ってきましたが、日当たりがインドハマユウほど無いので、出遅れています。
10時 手前のレモングラスにも日が当たり始めました。
レモングラスかなり蒸散した水蒸気で曇っています。2時間でこの蒸散量は、やはり木と違って草は早いですねー
11時今度はレモングラスの日当たりが良くて、インドハマユウが日陰になってきました。
13時まで様子を見ることにしましょう。
13時のインドハマユウ👆
13時のレモングラス👆 がんばりました。
パッと見同じように見えます。両者のビニール袋を取り、水をはかってみましょう。結果はどうなんでしょうか?
水がこぼれないように、草を寝かすようにして袋をとりましたが、多少こぼれました。
やはり木より草が蒸散量多いですねー
パッと見レモングラスが多いように見えます。
レモングラス約100cc インドハマユウ約80ccでした。僅差でレモングラスの優勝です。イネ科のレモングラスの蒸散量が多いという結果になりました。
レモングラスで適当にしかやってないので、すべてのイネ科が多いのかはわかりません。(でも、本で見たって言ってたんで、イネ科が多いんでしょうね。)
もし、無人島で蒸散の水を得ようとするのなら、日当たりのよい、イネ科の草を朝から10か所ぐらい70lのビニールで覆えば、1リットルの水が得られるかもしれません。飲む場合は煮沸したほうがいいので、減りますが。
大きい袋が面倒だよーと言う方は
ジップ付きのビニール袋で蒸散を観察してもいいのではないでしょうか?
植物は挿し木で育ててるモロヘイヤ。11時から思いついてやったので、3時間で水の球が見られました。日当たりが良いともっと早いかも。
やるのはやっぱり午前中がよく、早く結果が見たい場合は草本でやるのが早いです。
寒い日や雨の日はそんなに蒸散しないので、夏の暑い日しかできない実験です。