私は一応ちゃんと食べられるということを確認して食べるようにしている。
というのは、以前も書いたがH氏が毒のあるヒョウタンボクの実を試しにかじって吐き出したのに、入院し、その後2年アルコールと肉が食べられなくなったというのを聞いたからだ。もちろんH氏は毒と言うのも知っていてやったのだが、私も他人事じゃないと震撼した。
世の中にはおいしい実もあるが、
食べられるけど食べない実もある。
なぜ食べないのか?
それはまずいから。
そんな残念な実たちをご紹介
ムラサキシキブの美しい実も食べられるが、苦い。
N氏は「甘みを感じる」と言っていたが、うーん。甘みかー全くないわけじゃないと思うけど、苦みが甘みより数段勝っている。
色どりにのせて楽しむのは良いと思う。
イイギリの実も食べられるんだそうで、
息子と一緒にかじってみた。
と思ったら、1つ思いっきり食べた息子、すぐに吐き出す。
息子の感想「にが!」の2文字。
私の感想は、生のピーマンの青臭さがあって、シンプルに苦くて、その後も後をひく苦さ。
これは無理めな「食べられる」ですよ。
鳥がこの実を喜んで食べているけど、どうかしてると思うレベル。
息子にサンシュユを食べさせたら
「すっぱ、しぶ!」。
実がみずみずしいときに食べたら、渋みが強くてキツイ。
このぐらいしわしわに熟れていたら、酸っぱいけど、「あれ?食べられる?」と思う瞬間がある。しかしその後渋みが追いかけてくる。熟れても渋みのタイムラグがある程度で、渋みからは逃れられない。
以前サンシュユの渋抜きをしたのだが、渋はぬけたが、こんどは苦みが出てきて、野生の実は一筋縄ではいかない。
サンザシの実が落ちていたので食べると、これまでとは段違いにうまい。
と言っても普通の果樹と比べると酸っぱくて種がでかくて、うーんなんだけど、
皮をむいてかじったら、モモを感じた。(今までがまずすぎて、ハードルが下がっている)
しかしサンザシはドライフルーツにもなっているので、やっぱ格が違いますな。
たまにまずい実を食べると、他の食べ物がなんでもうまく感じるのでお勧めです。