今日は杉並区の善福寺緑地の観察会をしました。木の下は割と涼しかったので、2時間大丈夫でした。
ヒノキとサワラの違いが知りたいと言われ、比べてみました。
左手がヒノキ、右手がサワラ
ヒノキは、檜って実に書いてあるよ。
これに木へんをつけると檜。無理があるな。もっと読める球果を探しときます。
これがヒノキ。気孔線がYに見えます。
これがサワラです。気孔線がHとかXに見えます。
ひYなヒノキ、触らないでHと覚えさせられました。下ネタだけど、覚えちゃうんですよね。
カヤの実をむいて、中をみてみました。もう香りがすごい!柑橘の香が広がります。
観察会前、連続して樹木調査もやっているのですが、疲れたときに香りを嗅ぐと元気が出てきます。
久々に観察会的なのやりましたが、いろいろ匂いを嗅がせたりして、歩いたら、なんか受けました。
この前の森林インストラクターのオンライン講座では「男性受けしないなー」と感じたんですが、杉並ダンディたちには好評で「いやー面白かったです。もっと難しい勉強みたいかと思ってたけど、匂いとか思いもよらなかった」的なことを言われました。私もうれしいです。
帰りに定点写真を撮って、散策して帰りました。それは明日アップします。
途中こんな木があって、なんだろうとよく見ると
アキニレでした。
こんなに葉が小さくなることがあるんだ!とびっくり。
よく刈られたり、乾燥してたりすると葉は小さくなりますよね。
でもこれほどとは!
スマホと並べるとこんな感じのスケールです。
あと、ロウヤガキ(老爺柿)は実が無いと、エゴノキに似ていると思いました。
同じ場所を歩いてもいつも発見があります。夏でも緑地は意外と涼しいので、出かけても大丈夫ですよ。私は真夏の温室がねらい目だと思っています。