街の木コレクション

樹木医が街で出会った木を紹介。木で遊び食べ楽しむブログ

シラカバだけじゃない白い樹皮の木

そういえば小学生に

「なぜシラカバは白いんですか?」って聞かれたんですよね。

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シラカバも最初から白いわけではなく、最初は黒い枝。3年目ぐらいから白くなるみたいです。

あと、樹皮がやたら白い品種もあります。

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シラカバが白くなる瞬間👆

調べてみたけど、シラカバが白い理由はわからないみたいですね。

白い成分はわかっているようですが・・・

 

考えてみたら白い樹皮はシラカバだけじゃないんですよね。

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ムクノキだって、若いころは結構白いです。

 

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ツバキも結構白いでしょう?

 

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クロガネモチもかなり白いですよ。

 

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ユーカリも結構な白さです。

 

汚れてて、気が付かないっていうのもあると思いますが、白い樹皮はシラカバしかないと思い込んでいる所もありますよね。

 

小学校のとき、木の幹はだいたい茶色に塗っていましたが、今思えば樹皮が茶色って、意外と少ないのかもしれません。

スギヒノキとか・・・?

どちらかといえば、樹皮が灰色っぽい木が多い気がします。

 

じゃあ「なんで木は茶色なんですか?」

アカマツはなんで赤いんですか?クロマツはなんで黒いんですか?」

と、中2病みたいな質問を自分にしてみる。

 

そんな深い意味はないと思うんだわ。

結構適当に、行き当たりばったりで

気が付いたら生き残っていた的な?

自然の中には

理由が無いことはたくさんあるんだと思う。

 

と、答えようと思いました。