街の木コレクション

樹木医が街で出会った木を紹介。木で遊び食べ楽しむブログ

ホオの葉で寿司とつとっこ

ホオノキの葉をもらったので

ちらし寿司を少し包んでみたら

これが、なんともおいしい。

シメサバを入れるとさらにうまい!

子どもらに「おいしいから包んだの食べてみ!」と勧めたのだが、

「いえ、結構です。」とオオカミ少年状態。

旦那だけが、そんなに言うならと、食べてくれた。さすが!旦那

旦那「包んでないのと比べるとなんかうまいね!もっと確認したいから明日また作って!」と言われた。

ほーらおいしいでしょう。

でも、翌日私は同じものを作りたくないので、つとっこを作ることにした。

秩父で教わった郷土料理です。

 

本当の材料は、もち米とキビと小豆なんだけど、キビがなくて

これで代用。

小豆も少しだけ煮るのは面倒で、👆買いました。

 

もち米と雑穀を午前中水につけて

ザルで水を切り、

赤飯用小豆をこれも水を切って入れます。

塩も入れてまぜまぜ

それを朴の木の葉に入れて包みます。

 

両端をおって、

適当にしっかり包みます。

本当は藁で縛るのだけど、ないのでそのへんのひも。タコ糸もなかった。

 

沸騰したお湯に入れ、

20分茹でます。葉のあくなのか、煮汁が茶色くなります。

 

わーい。懐かしいぜー もっと塩だったけど、うまいです。

ホオノキの葉は、何か菊のようなクセがあります。

栃の葉っぱでも作ったのですが、トチノキのほうがクセがないですね。

 

そういえば秩父のおばあちゃんが「柏が一番うまい」って言ってたな。

 

帰ってきた娘に食べさせると、柔らかすぎる!食感がだめ。とダメ出しをされました。

息子は「こんなもんじゃないの?おいしくもまずくもないよ」

思い出がない人はこんな感じです。

確かに水切りが短かったなと反省。