今日は板橋区の日暮台公園で、主に未就学児向けの講座をしました。
未就学児と言えば、もうムクロジ頼み。
ムクロジを泡だてるのは本当に鉄板で、小さい子、喜ぶんですよねー
ムクロジのアワアワはあんま良い匂いじゃないんですが、ユズを入れると、良い匂いになって、そのまま横にして「海だあ」と言ってる子がいました。なんかわかるわー泡立つ波。ペットボトルに板橋区の海を見ました。
しかし、みんなが泡立てた泡で手を洗えばよかったと後悔.なんかわさわさしちゃってたなー自分が。
ムクロジは英語でソープナッツとかリタで検索すると、世界では現役で使われてますので、見てみてください。👇
「面白い木があったら教えてね」と、言ったらさっそく女の子が、ナマケモノみたいと教えてくれました。アオギリの枝が出てるところがかわいい顔です。
やっぱ子どもはすぐに見つけますね。
あとは、セミの抜け殻やハトの羽?でっかいナメクジとカブトムシの胴体・・・あれ?面白樹木っていうかー面白生き物かも?
みんな、コナラのどんぐりをたくさん拾っていました。
これはマテバシイ。どんぐり界の芋ですね。あくは少ないから炒るとおいしいです。
これはスダジイ。いちばんおいしいどんぐり。でも実はなってなかったですねー剪定されたばかりだと実ができないんですよね。
クリも並んで植えられています。
クズの新葉がふわふわで、触ってもらいました。
あと、クサギも嗅いでもらいました。臭いという意見もありましたが、チョコラBBが受けた気もします。
フジの巻き方の話をしていたら、
「シダかと思ったー」という子が!
シダもあったのですが、まだ小学校行ってない子が!すごいですねー
なんか将来有望です。今日の子たちはなんだか虫とかキノコとか結構詳しい子がいて、すごかったです。
虫こぶもみつけてました。これはシロダモの虫こぶですが・・・
「シロダモハコブフシ」と言うようです。このぶつぶつの中にはシロダモタマバエの幼虫が暮らしているそうです。
オチャの花が咲いていて、これも嗅いでもらいました。
「優しい匂いー」いただきました。
なんというか、花って感じじゃないんですよね。なんだろう。私は、赤ちゃんみたいな、そんなやさしさを感じました。
アジサイは、毒だよという情報も一応。
ヒバって名前が、ちょっと気になるんですよねー
ヒバはヒノキやサワラの別名でもあるので、木はサワラだったので間違いじゃないんです。でも、青森ヒバと言ったらアスナロになっちゃうし、あとヒヨクヒバとかもあるし、紛らわしくなっちゃうとおもうんですよ。できたら「サワラ」で呼んでもらいたいと思いました。
そして、今日いた黒い毛虫はたぶん👇これ
http://ˆoˆ 園庭のむしずかん ««« 草の間にいる、タワシみたいな、ふわふわな、毛虫 | https://eco-loco.jp/post3804/
都会が好きな子みたいですねえ。
シュロのバッタを作ってあげたら、子どもらが「作りたい!」って言うのだけど、大人でも結構難しいのよ。というわけで、お母さんたちに教えました。
できたバッタに、こどもたち大喜び。お母さんたちもできてうれしそう。初めてにしてはうまい人ばかりでしたよ。
でも2匹目つくらないと忘れちゃうから、ぜひ忘れないうちにもう一匹作ってください。
あと、面白かったのは、男の子たち、そのバッタを砂に埋めるんですよねーみんななぜか、埋めるのをよくやるんですよ。そしてだいたい、お母さんに「うめないで!」って注意されるんです。
この子ども心を知りたいんですよね。お布団かけてあげる感じなのかなーお家を作ってあげてる感じなのかなーたぶん埋葬じゃないと思うんだけど。。。
未だに中身が子どものうちの息子に聞いてみたけど、さすがに「わからん」と言ってました。
私もちっちゃい子たちと遊んでもらって、楽しかったですー
子どもはやっぱり面白いですねー