街の木コレクション

樹木医が街で出会った木を紹介。木で遊び食べ楽しむブログ

境界線のカイヅカイブキ~16年

ブログ、引っ越す前に載せてたカイヅカイブキですが、まとめて定点写真をご紹介。2007年~2022年の16年です。

2007年塀の境界でぱかっと割られているような剪定。枝がガイコツみたい。(娘にはダンゴムシみたい、と言われたが・・・)

 

2010年幹とか枝からは葉は出ない感じ。

 

2012年枝先は伸びて「見ないでえー」と幹を覆っている?

 

2016年 動きがあったか?樹高が低くされた?先端が少し切られたようです。

 

2018年 そのまま四角く刈り込む方針なのかも

2022年 あれ?ガイコツみたいな幹がすっかり見えなくなってます。すごーい。

遮光器土偶と秘孔

最近見つけた樹木を紹介

 

ケヤキの太い根っこに目みたいなの発見。まるで遮光器土偶のような・・・

あくまで推測ですが、このあたり草刈り機の傷が木についていたので、楕円に皮が削られちゃって、その傷跡をふさいだんではないかと・・・しかしかわいいなあ。

 

むむ?これも人が落書きしたっぽいけど、どうやったんだろう?ドットのハートですね。

 

息子が「北斗の拳?」と言うので、

ケンシロウが秘孔をつく感じで・・・

んなアホな。ケンシロウがハートって、北斗の拳イチゴ味

 

クロガネモチの幹にたくさん葉が出ていて、まるでピクミン

 

目みたいなのは枝の痕で、ちょっと怖いですが、つぶつぶから葉が出ててメルヘンワールドでした。

 

今日は雨でイベントが流れて、ちょっと休憩。

年末まで忙しいなあ。

 

 

オンライン病害虫の会はおもしろいよ

今日は日本樹木医会技術部会主催、会員向けのオンラインでの病害虫の会だったのですが、司会を変わってもらって楽だったー

 

司会じゃなくて、定点写真の発表をしたいと言ったら、システムの説明も一緒にと言われ、ほんのちょっと説明、あとほとんど定点写真の羅列。どうだったのだろうか?樹木医ならより定点写真をわかってくれる!と思いましたが、オンラインなのでいまいちリアクションがわかんない。不安だわ。

 

今回も、各地の発表が面白かったので、画像はないのだけど、簡単に報告?いや自分のメモとして書きます。今回は病気もシカも珪化木もスケールがでかかったです。

 

北海道の病害虫

プラタナス炭疽病、プンゲンストウヒ瘡蓋状葉さび病 はやってるそうです。

ハマナスてんぐ巣病 枯れる。精子器がなまぐさい 

ハマナスさび病も出る。

👆ハマナス

 

サクラは、3つの病害を紹介していただきました。

こぶ病 細菌病 片面が割れる形が多い。 両面割れてるのは細菌じゃないかも

胴枯れ病 枝単位で葉が萎凋

苗木がんしゅ 幹部がへこむ バルサ菌 黒い墨汁のようなのが流れる

カエデ類変形胴枯れ病 Eutypella parasitica  めっちゃ変形する。温度30-32度で増える?ので本州にいてもおかしくない。

 

プラタナスやカエデなんて本州にもあるし、北海道が特別なわけもない気がします。ハマナスてんぐ巣病は土着菌があるのかもとおっしゃってましたが。。。身近にあるのに、ただ見てないだけかもしれないですよね。ちょっと注意してみてみようと思いました。

 

珪化木を観察して、ラムズホーンやカミキリムシの穿孔痕などを見つける報告も面白かったですよ。なにげに置いてある野外の珪化木をよく見てみようと思いました。

数億年前・・・単位の話なのに、ちゃんと木は今も昔も生きてきたんだなあーと思いをはせました。

 

鳥取のシカの害の報告も衝撃でした。

洪水でサクラ並木が押し流されて、原因を調べると、シカの食害が結構関わっていると。

1990年ぐらいにシカの害が見られ、25年たって初めて気が付いたとのこと。

それに高圧線をひく工事で尾根を伐採して、緑化してもシカに食べられ、土壌が流れ。植林地の放置も追い打ちをかけてます。シカは結構かしこいらしく、罠にもあまりかからないし、猟師も高齢化で少ないし、柵は雪で倒れるし。。。なかなか難しいです。

シカが増えて植生がやばいのは知っていましたが、災害まで起こるとは初めて知りました。

シカの食肉利用や革製品を若い人がやっているそうです。シカ皮の財布ほしーなー

 

沖縄からはアカギにつくアカギヒメヨコバイの報告。ついて2週間後に茶色くなり、少なくとも1か月後には落葉してしまうらしい。

発生は4月ぐらいと11月ぐらいで、強剪定とオルトランカプセルで抑える工夫をしようとしてます。

沖縄はキオビエダシャクが4回も発生するらしく、本州とは大変さが違うなーと思うけど、温暖化が進むと本州も沖縄みたいになるよね。他人ごとではありません。

沖縄でディゴの花が咲かないということがあったらしいですが、アカギヒメコバチが原因らしいです。

 

ブレイクアウトルーム、今回はスムーズにできました。たぶん。前回の反省(誰も発言しない)を踏まえ、名指しで当てたらみなさん話してくれました。みなさん、いろんな情報持ってますねー

ブレイクアウトルーム楽しかったです。

 

次も多分やりますので、是非樹木医会会員の方はご参加ください。こういうのやってると知らなかったという人もいたんですよね。手前みそですが、毎回おもしろいですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオカナダモのクリアファイル

先日、ビオトープオオカナダモが繁茂して困っているというので、少々いただき、有意義な消費活動を考えてみました。

オオカナダモは繁茂しすぎて生き物が住みにくくなるそうで。。。オオカナダモ南アメリカ原産。

 

忙しかったんで(今もだけど)、ボールで水だけ変えて飼っていたのですが、今日ついに決行。根っこが伸びてます。

 

キッチンペーパーで水をとり

 

挟んでアイロンします。ちなみに中。

 

なんか川の匂いがします。何度かアイロンをかけて、本当はパリパリになるぐらいがいいのだと思うんだけど、時間がないので、大まかに水が取れたらよしとしました。かびたらカビたで、カビを見よう。

 

右アイロン前、左アイロン後

 

A3のラミネートに並べて挟みます。

 

ラミネーターに入れます。緊張の一瞬。

 

つまらずにできました!窓辺で透かすと、まあまあやね。

 

2つに折ります。

 

折り目をつけたら

定規の背でしごくと、

ぱりっとした折り目ができます

 

ホッチキスで底辺を止めます。0.5cmぐらいかな。

あんまり透け感がないなあ。

とりあえず、できあがりー紙を入れるときれいかな?

 

材料など。

透け感をもうちょと出せるといいなあ。

今日はとりあえずお試しですね。

 

 

 

 

 

ローゼルおにぎり

 

 

ローゼルの塩づけというのが売られていて

 

アオイ科の植物。ガクと苞が肥大した部分を利用するのだそうだ。

 

ムクゲもフヨウもオクラもアオイ科👇花びらを食べた

namife.hatenablog.com

namife.hatenablog.com

店の人が「おにぎりがおいしいよ」と言うので、作ってみました。

 

中に入れちゃうとせっかくのビジュアルが・・・と思い、周りに

 

おおーなんかいい感じだ。娘がキモイとゆうとる。

ラップをはがして皿に置くと。ぽろり

あー落ちまくる。

急いでのっけたが・・

 

もう、お茶碗で食べよう。ローゼル

ガクの部分が花カッパだね。

 

食べると梅干しそのもの。すっぱくておいしい。味は梅干しご飯ですわ。

たぶん、梅干し作るみたいに塩漬けにして、シソとか干すとかはやってなさそう。

 

ローゼルはお茶とかにもなるので、育ててみたいなー

ローゼルジャムは少しねばつきがあるみたいで、オクラとかアオイの仲間と一緒ですね。春になったら植えてみよう。

 

ハンカチの冬芽はマイメロディぽい

もう秋ですねー

紅葉がはらはらと落ちます。

ハンカチの木の実がぶらかがっていて

実はこんなです。これは鳥がつっついたあと。

 

こ、これは!ハンカチの木の葉痕。かわいいじゃないの。

3つ顔が並んでいて、おとなしめな顔がなんとなくマイメロディ?サンリオ系

これはちょっと悪魔っぽいのいるよね。それ

 

ハンカチの木は花より冬芽だなと思いました。

 

ちなみに花は

こんなです。

 

団地でイベント~ナワシログミの花がユリみたい

今日は江東区の団地にて、イベントしました。

当初、植物の色・匂い・手触り・形さがしをしようと思ってましたが、あんま一気に集まる感じでもなかったので、例のごとくムクロジの実で泡立てました。

なんと良い泡立ち!実の皮をちぎって、ホイップるんで泡立てます。

ナワシログミの花が咲いていて、嗅ぐと「え!いい匂い!」

ユリのような匂いでした。

あと、すーっとする匂いのクスノキを教えてあげました。

インドの人も参加してくれて、「カンファ―ツリーだよ」と言うと「日本にもあるの!」と喜んでました。

んで、

ナワシログミの花とクスノキの葉を少々いただき、ムクロジあわあわと混ぜてみました。

まず花だけ混ぜたのですが、「ムクロジが勝ってるー」「まだくさいー」

葉っぱ入れて、ほんのりクスノキかなー。でもムクロジ強いなー

なんて、遊びました。

手に取ったり

あふれた泡に種を飾ったり

 

泡立てた泡に手を突っ込んで、ぶにゅーっとしたり

 

しっかり泡立てました!

最後は作った泡で手をあらってすっきりー

 

「色を探してみる」という子が来たので、一緒に探しました。

空と葉の色いいですね。

あと、苔の色も見つけました。

 

ムクロジの実は、ソープナッツとかリタと言いますが、インドの人「リタなの?!日本で?」とムクロジにも驚いていました。インドでリタは結構高いものらしいです。

私が「インドではリタを日常で使うの?」と聞いてみたら

「インドの人口、みんなリタ使ったらなくなっちゃう。普通ケミカルの洗剤使う」って教えてもらいました。確かにー

他、広場では絵を描くコーナーや木工もあり、それからなんと「吸虫管」を作るコーナーもあって、作りました!アリ好き大学生くんにアリのことも教えてもらいました。

楽しかったー

 



 

 

 

港の見える丘公園で匂いと手触り

昨日は港の見える丘公園で朝日カルチャーの講座でした。

ほとんどみなさん、この公園には来た事あるようでしたが、まさかこんなに嗅いだり触ったりさせられると思っていなかったでしょう。ふふふ

 

まずは、香りの庭で(香りの庭というので、匂い嗅いでいいんですよね?)

花の匂いを嗅ぎました。

いきなり訂正です!

私👆ショウガと紹介してしまったのですが、食べるショウガの花はもっと地味で、これは総称でジンジャー(ジンジャーリリー)、あるいはハナシュクシャと言うようです。

 

バラの香りはというと、秋のバラはそんなに盛んに咲いている感じではなく、なかなか新しいバラが少なく、嗅げる位置も限られていて、良い匂いなんだけど、思ったほど違いがわからなかったですねー もちっとフルーティーなのが咲いてくれていたら良かったのですが・・・

 

フェイジョアの実が落ちていたので、実の匂いも嗅ぎました。さわやかな香りです。

女性は花と言うより実で盛りあがるような気もしました。

 

タイサンボクの品種「リトルジェム」の花も上のほうで咲いていて、残念ながら「ママレモン」の匂いかどうかは確認できませんでした。葉の手触りは確認しました。裏は毛があり、表がつるつるです。

ニッケイもありました。シナモンの香りです。

 

ここのキンカンは観賞用で食べてはいけません。花が良い香りなんですよねー

 

モッコクの実もたくさん落ちていて、中の種を見せたら赤くて喜んでいたような・・・

やっぱり実が好きだと思う。

 

手触りは

なんだかわかんないイネ科の園芸品種。「穂は新しいのより開ききったのがふわふわ。」「野良猫感あり。」いただきました。

 

メラレウカ(コバノブラシノキ属)の仲間のふわふわにはまる人も

 

ふわふわの手触りと言ったら、ラムズイヤーは、「どこで売ってますか?」「ずっと触ってられる」とダントツ人気。

あんまり触りすぎたら、弱るからほどほどに・・・

 

マテバシイ(どんぐり界の芋)

 

スダジイ(どんぐりカバーが鬼太郎のカツラ)

2つのどんぐりはあくが少なく、炒って食べるとおいしいです。

 

プラタナスの葉っぱは少し酸味があって、あと柄にキャップ

実はこんなで

ほぐすとこんな感じになります。現地で拾ったのはほぼ種が外れて、モヒカンみたいになってました)

 

フランス山のカラスザンショウの周りにあった

 

子どものカラスザンショウの冬芽が笑ってました。

 

葉の香りはつよくてすべて持って行ってしまいました。このあとユーカリの葉を拾ったのですが、サンショウ臭が邪魔してました。

サンショウの仲間は最後にすべきです。ちなみにサンショウバラはまったく匂いませんでしたねー

 

終わってから公園そばでオムライスを食べました。

エディブルフラワー乗ってます。マメ科の花でしたが、味はなかったです。

 

横浜の朝日カルチャーではいつも枝持って行って、室内で木を覚えてもらう講座をやっていますが、枝だけじゃ覚えるのも難しいだろーと思ってたんですよね。今回初野外でしたが、いかがでしたでしょうか?

外でおっきい樹木を見て、触って嗅いで、友達にならないと、なかなか覚えられません。たぶん来年は春から座学です。それまで自主練しておいてください。笑