おととい種まきについて書いたが、木の種って、まいても出ないことが多い。種によっては2年かかるものもあり、忘れちゃったりして。
出ない鉢に違う種を追いまきしちゃったりして、「え?これなんの発芽?」ってこともある。
カヤの種も「たぶん無理だろう」と思いつつ鉢に置いたのだ。
カヤは寺社によく植えられている木だ。こんな子。カヤの碁盤は高級品。成長が遅いので、大きい木は貴重。
雌の木、雄の木があって、雌の木に実がなる。
種を拾って、食べた残りを植えてみた。(ブログに書いたと思うが、大福に入れて食べた。)
2020年3月6日 ふと鉢を見ると、種が割れて根が出ているではないか!
すごーい!やったー 期待してなかっただけに感動ひとしお。
4月5日 1か月たつが、根が少し伸びただけ。さすがカヤ…わかってたけど遅いぜ。
4月22日 折れ曲がった根からぴょこんと出てきた。
5月9日 芽がうなだれている。大丈夫かなー
5月17日 葉が開いた!かーわーいーいー
5月18日 水を勢いよくやったら、ぷかーと浮いて、持ち上げると「根はまだこんだけ?誰かに食われている?まさか!おっそ!」
マツは地上の葉が全く伸びてなくても、根が相当伸びていたのだが、カヤは両方遅いのか?
もーかわいすぎるので、めっちゃ過保護に育てようと、外から家の中へ移したのであった。
根が出てから、ここまで3か月弱、今年はこれで終わるんじゃないだろうか?しかし、こののんびり加減がたまりません。癒されるわー
カヤの名木診断とかやってますが、意外と打たれ強い人だと思う。もうぼろぼろで、枯れるんじゃないかと思っていたら、こつこつ復活していたりして粘り強いです。ペースは遅いけど。だからといってバッサリ剪定しないでね。遅いから。
カヤの葉はもむとグレープフルーツの香がする。葉を取らせてもらうには、まだまだ何年?何十年かかることやら・・・