今日はマツボックリと遊ぶ。近所をぐるっとまわるだけで、小さい雑草の花がたくさん咲いているのに気付く。季節は目まぐるしく変わっているね。
マツボックリは中に羽がついている種を飛ばすために、乾くと開く。風で種が遠くに飛ばされるように。マツは光が無いと生きていけないから、木のそばに落ちたら日陰になって生きられないのだ。
落ちたマツボックリでも雨が降ったら閉じる。役目終わってるのに湿潤で開閉するって、不思議たよね。エネルギーを使わない動力。これ宇宙で使えないかって研究されてるって本で読んで、自分でも開閉時間を調べたことがある。マツボックリの大きさに関わらずだいたい1時間で閉じる。そして開くのは天候によるけど2日ぐらい?かなと。調べた割にざっくりですけど。
ようするに生け花の乾山みたいに、閉じる前にマツボックリに花をさして、飾ろうという遊びです。
マツボックリは下のほうから閉じます。20分ぐらいで下は閉じちゃうので、下からさしていくと良いですよ。
庭のスズランが咲いていたので、使おうととると、
何このいい匂い!洗剤の宣伝で「スズランの香」ってやってるけど、低い位置で咲くから嗅いだことなかった!鼻を近づけるとめっちゃいい匂い!
そして、スズラン生け花できました!いい香りー
水につけとけば、まつぼっくりはひらきません。
ほんで、どーん。たくさん作ってしまいました。
ダイオウショウという大きいマツボックリには白いツツジをさしまくって
赤いのはナンテンの新芽です。ツツジボウルっすね。中のマツボックリは見えないけど、水の中に横たわっています。
小さいマツボックリは、なんか生き物っぽくしたくて、
左はシダのくるくるを生かして、触覚みたいにしてみました。
真ん中はカエデの若い種をカニの手みたいにしたつもり。
右はふわふわのアサギリソウで、黄色いハハアコグサでやまんばギャル風?
みんなで温泉入っている感じで写真を撮ったりして。我ながらひま。
カエデの種もマツボックリがしっかり閉じているので、抜けないです。
結局窓辺で、こんな感じに飾りました。あー楽しかった!