街の木コレクション

樹木医が街で出会った木を紹介。木で遊び食べ楽しむブログ

震撼!ドイツトウヒジャムーヒマラヤスギも

ゴミかたしバイトで、ドウイツトウヒの若いマツボックリももらってきた。

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上が未熟な若いマツボックリ。下は熟したマツボックリ

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たぶん、失敗するだろうと砂糖を入れず、水だけで圧力鍋で煮てみた。

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すると、柔らかく煮えちゃったよ。おいおいー

この煮汁薄汚れたピンクで、まずそうだよ。おいおいー

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マツボックリだけ取り出して、砂糖を加えてさらに煮てみた。

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うーん。ビジュアル変わらず、食べる気がわかない・・・

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ビン積めにしてみるも、なんか怖い。

食べてみたが、渋みも苦みもそんなに強くなく、食べられる・・・しかし微妙。まず見た目が食欲をそそらない。というか怖い。

 

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ゴミバイトでヒマラヤスギも1つだけ手に入ったんですよ。熟すと15cmぐらいなるが、これは5cmぐらい。

これもマツのマツボックリと一緒に煮てみた。砂糖1:1で。

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ヒマラヤスギも食べてみたが、味はドイツトウヒに似ている。そんなに渋さも苦さも強くないのだが、おいしくもない。「食べられる」ってどういう事なんだ?と考えさせられる味。

 

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左からマツ(クロマツ)、ヒマラヤスギ、ドイツトウヒ。

渋さや苦さはマツが一番あるが、一番食べる気になるのはマツ。なんかイチゴっぽいのはマツなんだよね。

ヒマラヤスギもドイツトウヒも煮ると柔らかくなって、食べられるというのは大発見だと自分で思うんだけど、同時に「なんで煮えちゃうの?」と思っている自分がいる。鍋のふたを開けるときに、こんなにがっかりしたことはない。ある意味問題作だ。

 

そんな私に追い打ちをかけるように娘は「お母さんマツボックリ臭い!」と言い、消臭スプレーをかける。凹むわー

 

じつはマツボックリの渋抜きができないか実験進行中で、まだまだ私のマツボックリ臭は取れそうにない。