虫のクイズで読者が減らなかったので、キモイのもいける?恐る恐るやってみまーす。
最近、子どもら「犬か猫飼いたい!」「なんでもいいからペットにいやされたい」「手がかからないのがいい」とわがままなことを言いやがる。
手がかからないペットといえば
ヒルでしょう。👆左が1時間血を吸ったヒル。右はまだ吸ってないヒル。手のモデルはK氏。ヒルがパンパンになってぽとっと落ちた後、血がなかなか止まらないんですよね。
そこで、ヒルについて
第一問 ヒルは一度血を吸うとどれぐらい生きられるでしょう?
①1日
②1か月
③1年
ヒント 案外質素な生活してます。
こたえ
①1年。なんとヒルは、一度血を吸うと、1年生きます。そして寿命はだいたい5年らしく、餌やりは5回です。こんな手のかからないペットはないですよね?
ただ、癒されるかどうかと言うと・・・生理的に無理なような・・・そこが弱いだけで、病気を媒介することもないらしいし、手がかからないという点においてはトップレベルです。
千葉の東大演習林でヒルの卵のうのネックレスを見せてもらったのですが、ヒルをこよなく愛する研究者が奥様に送ったものの、奥様は丁重に断ったとのことで、展示室にあるようです。ヒルが5年生きるというのもこの先生が調べたそうです。自分の血じゃなくても犬の血でもいいらしいです。このように飼っている人もいるのです。
ペットから少し離れて、
第2問
この生き物知ってます?そうダンゴムシです。普通庭で見るダンゴムシ。正式にオカダンゴムシっていいます。*在来のダンゴムシだったらどうしよう
このオカダンゴムシ、出身地はどこでしょう?
①中国
②日本
③ヨーロッパ
ヒント なんか前、ダンゴムシについて書いた気がするので、復習?
こたえ
③ヨーロッパです。
つづけて問題
第3問 ではこのダンゴムシいつ日本に入ってきたのでしょう?
①平安時代
②江戸時代
③明治時代
ヒント うちのばあちゃんは明治生まれです。
こたえ
ダンゴムシが日本にもちこまれたのは③明治時代ではないかと言われています。
意外と新しいですよね。
明治にダンゴムシが入って、今、日本中いますよね?すごくないですか?ダンゴムシは土を作るって紹介されるけど、庭のオカダンゴムシに限っては、いなかった生き物なんですよね。これが毒とか持ってたら大騒ぎなんですが、すっかり市民権を得て人気者です。まあそんな害はないからいいっちゃーいいんですけどね。ちなみにワラジムシも数種類外来種あります。
第4問
このきれいな卵、なんの卵でしょう?
①ヒル
②ナメクジ
ヒント もういやかもしれませんが、頑張ってください。「きれいな卵」で。
こたえ
②ナメクジです。
今住宅地などで普通に見られるナメクジも、ヨーロッパ原産のチャコウラナメクジのようです。
どうりでって思いません?外来種は天敵がいないことなど、爆発的に増えることがあります。在来の害虫が問題になることもありますが、害虫だって相手の植物が絶滅しちゃうと生きていけないので、弱ったものや、増えすぎたものを食うわけで。でも外来種はその辺、空気読めてないので、問題になることが多いんですよね。
うちの庭もナメクジ天国なんですよ。夜、ビールでおびき寄せてやっつけようと思っていたら、意外と飲むのが早くて、はいあとだけ残して解散してました。ビールを出して接待したような形になり、正にナメクジ天国ですよねー とほほ