ヤドリギって、こんな感じで枝について、半寄生する植物。
光合成は自分でするけど、水はくれって感じかな。フランスでは人気なんだよね。
種はネバネバしていて、鳥に食べてもらって粘った種&糞で、枝にくっつき、芽生える戦略なのだ。地面に落ちたら、生きられない。
んで、エノキの幹の下から出ているヤドリギを発見した。こんな下でも生きていけるんだね。
鳥さんも木の上でたくさん糞をするんだろうけど、高い枝にくっつける種は相当ラッキーよね。ほとんどの種は地面に落ちる。たまたまこの木は幹がごつごつしてたから、くっつけたのだろうか?敗者復活戦のような立ち位置のような気がする。
ヒノキバヤドリギ👆は、常緑樹につく。これはサザンカ。ツバキでよく見ます。
いくら水だけといっても、乾燥厳しいときは、ヤドリギがたくさんくっつくと困るんだろうなーなんて思ったり
オオバヤドリギ👇
は、南の方でみるヤドリギ。これは宮崎で桜についている。
知り合いのH植木屋さんが、「千葉でツツジについているのを見たが、ツツジにつくのか?」と、聞かれFacebookの街の木ウォッチンググループにアップしてもらった。地域によっては絶滅危惧になっていると教えてもらった。
裏が毛が生えている常緑の葉で、大きくなって、木を覆っちゃうと枯らしてしまうと昔は厄介者扱いだったような気がするが、今はレアものになってしまっていたのか!
勉強せんといかんねー
オオバヤドリギの実も
つぶすとねばねばしていて、これも鳥頼みの実。
あと、針葉樹に寄生するマツグミもある。実がガムみたいに食べられるらしいが、食べたことがない。食べたいです。誰かください。
ほとんど鳥が実を運ぶと思っていたが、ヒノキバヤドリギは鳥に頼ってないらしい。自力でネバネバ種を落としたり、アリに運ばせる説もあるみたい。知らないことがおおいですわ。