毎年、ヒイラギの柔らかい新芽をいたぶるのが私の春の行事。
これはヒイラギモクセイ。葉が固くなるとチクチク痛いのだが、新葉は柔らくて全く痛くないので、撫でまわしていたぶるのだ。
カラタチのトゲは長くて、刺さると痛い。こんなトゲだらけで怖いよね。
でも、春に伸びたばかりの枝の針は
ふにゃふにゃ
トゲは全く痛くない。やーい。ぜんぜん痛くないよーだ。ばーかばーか、刺さってみろやー。べろべろべろばあ-だ。
新芽いじめていたぶって楽しむなんて「小せえなあ。」と、自分の小ささを自覚する。私は、決しておごり高ぶることのないように毎年トゲをいたぶっているのである。
ところで、トゲっていつから痛いんだろう?最初から痛いのもあるのかな?
サンショウのトゲはこれはまだ大丈夫だったが、結構新しくても痛いのがあった。
ヒイラギナンテンはまったく痛くない。樹木調査で植え込みによく植えられていて、ズボンはいててもチクチクいたかったんだけど、新葉はふにゃふにゃ。こいつめー
ユズもまだやわらかい。ただ、レモンは早くから痛い。南の植物は外敵が多いからかな?防御も早いのだろうか?
メギも細い針が痛いのだが、出たてはやわらかい。
ナギイカダの葉先はチョー痛いんだけど、
出たばかりは、なんて柔らかくて弱々しいんだろう!
いたぶってあげましょう。
そして喜んでいる自分を、「小せえなー」と笑ってあげましょう。