草木染は苦手。本や連載などにも失敗談を書いていますが、
クヌギの殻斗で、美しい灰色に染まると聞き、
👆ガチ目の雑巾色に染めたり・・・
注:まったく汚れてない新品のタオルです!
真っ白いタオルを雑巾にしてしまい、洗ってもしっかり染まって取れません。タオルとしても雑巾としても使う気がおこりません。
そんな残念な草木染が得意な私ですが、
森林インストラクター仲間から「ムラサキ」の種をもらい、育ててみました。
ムラサキは古来から紫の染料として使われていた植物で、今は絶滅が危惧されてます。聖徳太子の冠位十二階の一番上の位の紫がこれらしいです。
ムラサキは発芽率も低いし、栽培はやっぱ難しかったです。
葉の葉脈が特徴ありますよね。
こんな花が咲きます。
種も採ったところで、
根を見てみたら、おおーこれが紫根染めの根なのかー(ネットではもっともっさりしていたけど)
生で染めたほうが良かったかもしれないが、とりあえず洗って干してみた。
そしてホーロー鍋に水と刻んだ根っこを入れて煮てみた。
なんか少なすぎたのか?赤い汁みたいなのが薄いなー
染めるのは手作りマスク。小さいものしか染められないかなと思って。
でも、綿はそのままだと染まらないので、
豆乳(タンパク質が必要)につけて、脱水して、
しっかりと乾かしました。意外と手をかけております。(いつまでも残念な染物でいられない!)
そして色止めのミョウバン液も作りました。
真ん中の小汚い液は、さきほどホーロー鍋で煮たムラサキをザルでこしたものです。
本当は根は何回か煮だして液を作るらしいのですが、2回目はまったく色が無かったので、1回目のみです。
マスクをつけると、うーん、微妙・・・
しぼって、媒染液につけて・・・
水洗いして干しました。うーん微妙・・・
乾いた状態・・・・
なんか、ひいき目に見てピンクがかってるけど、またも小汚くしただけのような・・・
娘に「染めてみたんだけど・・」と見せたら
娘「今流行りの灰色のマスクみたいだね!」と気を使ってくれました。
紫のつもりが、灰色かー
草木染の道は険しいなー
また、種からやり直しだっ