もうトチの木の葉が茶色くなって、実がなっている。
拾いに行くと
今どすんと落ちた2個以外は、先を越されて皮ばかりだ。場所によって栃の実が人気のところと放置のところがある。ここはしかし、早いなー
しかたなく皮を拾い集め、あわあわ遊びができるかやってみた。
とりあえず水100ccぐらいと皮2かけ
ちぎったり、ハサミできったりしてペットボトルに入れる。
こんな感じでシェイク。
泡立ち弱いです。
もう2かけ加えました。全部で4かけ
いい感じで泡立つんですけど、色が茶色いなー
なんかビールみたいな・・・
まあ、汚れが落ちればいいんですよ。布にクーピーで落書きして、
ペットボトルに入れます。
そして3分ぐらいシェイクしたかな。
オレンジっぽい茶色なんですよね。
菜箸で布をひきずりだして、
水でゆすぎます。すると
なんとまあ。落書きは落ちているじゃーないですか!
しかし、同時に茶色く草木染。乾かして比べてもよく染まってます。
汚れを落とす洗浄力はあるのに、白さは望めないんだなあ。二兎をおってはいけない。まあ、昔の洗剤ってそういうところありますよね。
サイカチなんかもそうですよね。
こんな感じで茶色に染まります。(真ん中)
花王の研究員さんに聞いた話ですが、歴史で習ったペリー来航のペリー提督が、白いシャツを日本人に洗ってくれと頼んだら茶色くなって戻ってきて、激怒したって文章が花王の博物館に残っているらしいです。
昔の日本人にとって白さより、汗臭さとか汚れが取れれば良かったんでしょうねー
古代ローマ人はおしっこで洗濯してたらしい(たぶんおしっこのビタミンB2が紫外線で光るから、蛍光剤のようなもの?)ので、洗濯ってなんなんだと思いながら、あわあわ遊びをするのが楽しいです。
茶色いのが嫌われなければ、トチの実の皮で十分洗濯遊びはできますねー東北などではこっちでやれそうです。