巻き殺しの根と盛土深植えで根元ぽっきりを紹介しましたが👇
他にもぽっきりの理由はたくさんあって、理由がいろいろありすぎるので、今日は中でもわかりやすいレア?なのを紹介します。たまーに出会うので、知ってるのと知らないとでは違うかなと思って。3例紹介します。
その1
これは栗林でなんで折れたんだろうとずーっとわかんなかったんですが、マテックさんの本をみてわかりました。なんでだかわります?向こうに折れている幹が手前の株とくっついていたんです。
これはおれたあとの根元のほう。割れたところが結構すべすべしています。
こたえは
接木の部分が折れたようです。
EJMは「そんなん畑でよく見ますよ。」と言うけど、果樹などの畑が無いと見れませんよね。おかげで10年ぐらいわかんなくて、ようやくわかってすっきりです。
接ぎ木で折れるパターンはいろいろあるようですが、この場合は形成層はくっついているが、材はあまりくっついていない状態のようです。接ぎ木折れは予兆がないようで、いきなり折れるので、木登りとかしたくないですよね。
その2
緑地のコナラの木で、道に倒れていました。
根元をよく見ると
焦げてすすだらけような根元。根はほぼありません。
このはり付いている黒いのは、キノコでオオミコブタケって言います。
地味なので見落としがちなんですけど、蔓延することもあるようで、根腐れを起こすこともあるようです。
オオミコブタケがこの木の根っこを腐らせたのか、根が腐ってからやってきたか定かではないですけど。
オオミコブタケが根元をぐるりとおおっているような木は注意が必要だと思います。
その3
これは知り合いの家のお庭で、ヤマモモが折れたんですけど、
👆は根元の折れた部分です。こんな折れ方あまり見ませんよね。
掘ってみたらこんな根と、ビニールが少し出てきました。巻き殺しの根にも見えますが、折れた部分がかなり細いんですよね。
折れた部分をのせてみました。
こんな感じで折れたんですね。
根の状態もまいてるんだけど、掘っているとビニールひもとか、かけらがちらほら出てくるんですよね。
しかも根の広がりがない感じするんですよね。
あくまで推測なんですが
この苗木を植えるときにビニールに包んだまんま植えているんではないかと。
ビニールひもだけなら食い込んで飲み込むだろうけど、すこし根の部分から浮いてるんですよね。
ビニールが邪魔して飲み込めず?
根を張らせないようにビニールで覆って植える人がいるって聞いたことがあるのですが、都市伝説?
今はビニールひもは使わないだろうけど、昔は使っていた時期があったのか?
こういうこともありますし👆
ビニールひもが食い込んでます。しかも盛土。こっからパキッ
確証はないんですが、ビニール使ってた時代があったかもしれないというのは頭の片隅にあってもいいかもしれません。