看板にもキノコがはえる今日この頃、
カワラタケのもよう。
テングタケ御一行様を地元の人に案内してもらい見せてもらいました。地元の森林インストラクター最高。キノコに沢山であえて、ありがたい。
いつも硬いキノコ相手の樹木医業。きのこらしい?キノコは、かわいいなあ。
ちなみに毒キノコです。そして菌根菌です。そこらの木とビジネス(共生)してます。
最近よくみるというウスキテングタケ。
うちのほうでも良く出てます。
ヘビキノコモドキらしいです。近縁種もあるんですよね。
近くにスダジイなどあったので、そのへんとビジネスしているのでしょう。
チチアワタケも出ていました。
ハツタケ?と思わず採ってしまったんですが、アカハツかもです。
傷つけても青くなるのが遅すぎでした。
しばらくたってもこんなです。
だいたい若い子(マツ)のところで出るんですよね。
でも、若い松ってある?って見回すと
フェンスの向こう側にマツが!
境界を越えて、ビジネス(共生)してますね。ちなみに食べられます。
土砂降りの中のヤマドリタケモドキ。これも食べられますが、もうかなり虫食いです。
帰ったら、すぐに柄を切って、傘をふせて、一晩おきます。
朝、傘をあけると、胞子紋がとれました。
傘はすぐに腐ってしまうので、1晩以上はおきません。朝すぐ捨てます。
場所、日時、名前を付けて、クリアファイルに入れて保存します。
胞子はまんまです。よくスプレーノリかけてるんですか?とか聞かれますが、胞子紋とったら、ちょっと乾かして、ファイルに入れます。2010年ぐらいからやっているのですが、ファイルが臭くなる等、ないです。
たまにテープで胞子をくっつけて
胞子がついたテープをスライドグラスにはりつけて
顕微鏡でみたりします。
これはシロハツの胞子だったと思いますが、ベニタケ科の胞子がいぼいぼしていてかわいいので、おすすめです。
以前富士山に胞子活動に行ったら、おばちゃんに声かけられて「何とれた?」って聞かれたので、「胞子集めててー」と見せたら「けっ」と舌打ちされたのが未だに思い出されます。キノコは食べるだけでなく、胞子活動もいいものですよ。