夏の疲れか、寝込んでいたらフェイスブックの街の木ウオッチンググループが荒らされてて、削除とブロックに追われ、グループの皆様には、ご迷惑をおかけしました。申し訳ありません。前はAIに荒らされて、軽い気持ちで始めちゃったんだけど、結構大変ですね。
んで、軽い気持ちで思いついたことを書きます。
ナラ枯れで、枯れたあとにカエンタケがたくさん出て困っている地域があるそうなんです。
カエンタケ👆は、前からあったキノコなんですが、毒キノコで触ってもかぶれるので、怖がられています。ナラ枯れのあとに出てくることが多いので、ここ数年警戒されています。
火を使ったりして菌を殺そうとしているんですけど、菌はなかなか殺せないと思います。(ちなみにキノコ(子実体)は花とか実のようなもので、とっても菌はなくなりません。地面の下の菌糸が本体です)
先にナラ枯れが蔓延していた関西では、カエンタケに対してそんなことをやってなく、みつけたら子実体を土に埋めるだけで、2年ぐらいしたら出なくなったと言います。
カエンタケを殺そうと一生懸命になりがちですが、たぶん無理だと思うんですよ。
そこで、発想の転換。
菌類は陣取り合戦してて、すでに先客がいると、なかなか新参者は入れません。
私の観察の範囲ですが
ナラタケモドキなどがたくさん出ている公園とかは、カエンタケが少ない気がするんですよね。(あくまでそんな感じ)
ナラタケモドキはそれはそれで木には問題があるキノコなんですけど・・・・
腐生とか菌根菌とかまじりあって、陣取り合戦してますから、なんでもいいんです。
なんか問題が起こらない、しかも手軽に扱える菌を切り株に打ってはどうかと思ったんです。
ヒラタケとか駒打ちして、切り株から出て、食べれたら一石二鳥ですよねー
切り株に出る野生のヒラタケ(練馬区)
まあ新参者(駒打ちした菌)はなかなか広がらないかもしれないけどね。
シイタケはあんまり広がってくれなさそう・・・ガツガツ系がいいですよね。
というアイディアを友人に言ってみたら
「カエンタケというより、公園では切り株を早く腐らせたい。伐根は大変。都会の公園でキノコ栽培して、しかも早く切り株がなくなったらいい。」
と、言われ
そういうニーズもあるんですね。
腐朽させるだけなら・・・・ヒラタケは腐朽力も強いし。ほかの菌と戦わせると早いかもしれない。
どっかでやってみたい今日この頃です。
ちなみに切り株が腐る速度は👇