樹木医って、あんま元気な木を写真撮らないんですよ。なんかおかしいから写真をとるのであって、普通で元気な木はなかなか注意をひかないものなのです。
なので、悔やまれるのは↓の元気な写真を撮ってなかったこと。あー悔しい。
2011年にこのマテバシイの根元のアスファルトがはがされて、インターロッキングになったんです。後ろの建物もすこし小ぎれいになったりして、工事が入りました。
すると2012年急に葉が小さくなりました。木は乾燥や根が切られるなどといった問題があったとき、蒸散を押さえるために翌年葉を小さくしたりして対応します。(そりゃそうなんだけど、すぐじゃないのです!)
特に上の葉がとても小さいです。
ふつうのマテバシイの葉の大きさは↑ぐらいなんですが、わかりますかね?
2016年上枝はじわじわ枯れてきて、
2017年
2018年6月残っている葉も黄色っぽいです。
2018年10月 台風が来た後に見に行きました。
2019年9月 伐採されていなくなっていましたが、下からひこばえが出て、まだ生きてます。
2020年 ひこばえがちょっと大きくなっていました。残してもらえるのかな?
私はここでどんぐり拾ってたんで、またどんぐりが実るまで観察を続けたいと思っていますが、草刈りで刈られてしまうんだろうなー
ちなみにマテバシイはあくが無いどんぐりがなります。